派遣高校生
ラシン訪問記
2016
Oiso
Racine
大磯町内在住の高校生2名が2016年7月21日から8月4日までの2週間、米国ウィスコンシン州ラシン市に派遣されました。ホームステイや市民との交流など貴重な体験をされた高校生たちの報告を紹介します。
ホストファミリーと共に
ラシン市長を表敬訪問
(広報おおいそ:2016年9月号掲載)
ラシン
渡航レポート2016
山田 柚菜 さん
人と人のつながり
ラシンで過ごした二週間は、私の人生で一番充実した時間でした。
ラシンは、北アメリカにある五大湖のうちの一つ、ミシガン湖の西側にあります。自然豊かでとても綺麗な都市です。日本で「beach」というと、海を想像しますが、ラシンでは、もちろん湖のことを指します。そんなちょっとしたことにも驚き、感心しました。
二週間という短い間でしたが、観光地、音楽祭、野球観戦など、たくさんの場所へ連れて行ってもらい、素晴らしい体験をすることができました。そして、ホストファミリーとの会話や毎日の食事など、特別な場所へ行かずに学んだこともたくさんあります。一番印象に残っているのは、人々の仲の良さです。ホストファザーがマザーに花をプレゼントしていたり、素敵だと感じる場面がいくつもありました。自分の感情を言動で表すことが、仲良くいることの秘訣なのだと思いました。
大磯町は、本当に素晴らしいつながりを持っています。この二週間は、ラシンだけでなく改めて大磯町を好きになるきっかけにもなりました。このようなきっかけを与えてくださった大磯町の方々、そして家族やホストファミリーに心から感謝しています。この経験を上手く活かしていきたいです。
反町 澄 さん
笑顔は世界共通言語
アメリカに行くことそれは私の1つの夢でした。
そして16歳の夏、夢をかなえることができました。シカゴ空港に降り立ったとき嬉しさのあまり涙が出てきました。ホストファミリーの家には数え切れないくらいの鯉が泳いでたり、漢字の掛け軸、大仏の置物、手作りの鳥居などがありすごく和を感じました。ファザーが漢字の意味を聞いてきたりして自然とコミュニケーションも取れるようになりました。
題名にもあるように笑顔は世界共通言語というのは本当です。スーパーなどで買い物をしていて目が合うと微笑んでくれたり How are you? などフレンドリーに聞いてくれます。日本にはないアメリカの良さでした。異文化に触れたことでやっぱり日本食は美味しいと思いました。そして巫女舞を披露し新聞に載せて頂いた事は素晴らしい経験になりました。ホストファミリーと過ごす夜はとても楽しかったです。最後の夜、私がお土産で持っていった江戸フェイスパックをみんなでしてたくさん笑いました。本当に笑わない日はなかったくらい毎日がキラキラしていました。
二週間の短い体験でしたが一生忘れない事ばかりです。私の16歳の夏…いつまでも心に残る思い出となりました。