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派遣高校生

デイトン訪問記

2017

Oiso

Dayton

大磯町内在住の高校生3名を2017年7月20日から8月3日までの2週間、米国オハイオ州デイトン市に派遣しました。ホームステイや市民との交流など貴重な体験をされた高校生たちの報告を紹介します。

デイトン到着

​昨年大磯でホームステイした Kellyn(ケリン),Liam(ライアム),Rachael(レイチェル)がホストファミリーです。

デイトン
渡航レポート2017

(広報おおいそ:2017年9月号掲載)

夢への一歩

僕は幼い頃から飛行機に憧れ「パイロットになりたい」という夢を持っています。そんな僕にとってデイトンは、訪れたい場所の一つで、今回この派遣事業によって願いが叶いました。理由は、飛行機を発明したライト兄弟の生まれ故郷がこのデイトンで、そこにある大規模な国立アメリカ空軍博物館を見学した僕は、さらに夢に近づきたいという想いで一杯になりました。

お世話になったホストファミリーは、昨年大磯町を訪れた高校生のお宅で、僕らは大磯で一度会っていることから、再会となり、笑顔の絶えない日々を送りました。

州都であるコロンバスや至るところに芸術を感じられるシンシナティ、地元の音楽祭、インディアンに関する歴史遺跡、また、日本の文化を伝えるため空手を披露した道場など、さまざまな場所に連れて行ってくれたり、現地料理を振舞ってくれたりと全てが最高の思い出となったことは言うまでもありません。

どこへ行っても、会う人皆が親しみを持って「How’s going?」と僕に話し掛けてくれて、相手のことを理解しようとする温かい気持ちが本当に嬉しく、会話を楽しむことができました。

デイトンでの充実した二週間はあっという間で、是非また訪れたいです。

宮川 南斗 さん

原 桃葉 さん

アメリカで “人” から学んだこと

私がデイトンでのホームステイで最も学んだことは人とどのように関係を築いていくかということです。私はホームステイの最初の日から最後の日まで、どこでも、誰とでもコミュニケーションをとるアメリカの文化に毎日感心していました。レストランやスーパーにいけば How are you? から始まり店員さんと今日起きたことを話したり世間話しをしたりします。ホストマザーは様々なお店で、店員さんに私のことを紹介してくれました。私は初対面の人と話すことが苦手なので初対面でもすぐに楽しい会話を成立させてしまう彼らをとても羨ましく思いました。

また私はアメリカの人たちが感謝の気持ちを言葉にしてたくさんの人に伝えることに感動しました。私のホストファミリーは家族同士でも感謝することを忘れません。私はアメリカで人の内面の美しさから学ぶことが最も多くあったと思います。

2週間アメリカの文化に触れながら、たくさんの経験をすることができました。ずっとやりたかったこと、行ってみて初めて知ったこと、学んだことは自分にとって大きな自信になりました。このような機会を下さった方々に心から感謝しています。現地で受けた刺激を将来に活かし、これからも様々なことに挑戦していきたいです。

平野 うらら さん

デイトンで過ごした夏

まず始めに今回の派遣高校生の1人として大磯町の姉妹都市デイトン市へ行く事ができ本当に嬉しく思います。

デイトン市は今まで見た事がない程、森と草原が広がっている場所で、どこに行くにも必ず車で移動しました。私のホストファミリーは毎日お出かけに連れて行ってくれたので毎回初めて見る景色に驚き、感動していました。中でも一番印象に残っているのは夜9時に行った森林公園です。夜9時頃は丁度日が沈む時間で、他に何も邪魔するものがなくただ沈んでいく日を見ていました。こんなにも美しい夕日を見たのは初めてでした。

私は自分の得意な書道で日本と海外を繋げたいと思い書道パフォーマンスとちぎり絵を企画しました。当日は袴を着て大きな紙に大きな筆で「恵」と書きました。大磯町とデイトン市に共通するものは溢れる自然、恵だと思いこの字を選びました。小学生達と1つの作品を完成させるまで手際よくできなかったり上手く英語を話す事が出来ない場面もありましたが、これを活かして次もまたやりたいと思えるそんな体験になりました。ホストファミリーにはまた必ず成長した自分を見てもらいたいので、それまで自分の場所で頑張りたいです。

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